fb62d119.jpgお盆とお正月休みしかないかなぁといいながら毎日のようにゆれている歯に気をつけ働いていたという患者さんです。「今回ばかりは下の義歯を落として割れてしまい瞬間接着剤でつけたらちよっとずれちゃって、壊れたら大変。なにしろ休めないし。上の歯はもうグラグラで抜くしかないと思う。2日間だけお盆で休めますからなんとか計画してもらえない?。」と。よし!待っている時間がとれるということでまずは下の義歯のコピーデンチャーはスタッフ担当です。その間に私は上の歯を抜いて今使っている義歯に歯をたします。そこから下の精密印象と噛み合わせをとり技工士さんに手渡します。時間との戦い、私達が手作業を行っている間に患者さんが話してくれます。「毎日ね、五時間立ち通し、食器を出したりしまったり、、スクワットを相当やってる事と同じ感覚ね。だから足腰丈夫なのかなぁ。身体使って働けるって有難い、そう考えると人の悩みって夫婦、嫁姑、兄弟とか人間関係のみだよねー。」と。66歳、働き者、話聞いているだけで学びになり又元気になります。感謝。