d1f3da95.jpg私は宝田歯科三代目を継承させて頂いているという実感がすごくあります。なぜなら患者さんが私の知らない初代院長の話をなさるからです。この患者さんもそのお一人で初代院長は朝早くからまず畑仕事をし、その後、歯科診療が始まったというのです。「最後の患者さんに「飯まだか?食ってけよ。」と言って自分が作った野菜やらで時にはダルマストーブの上に鍋をのせたりして美味しい雑炊なんてこさえて皆と食べてましたよ。」と具合に。口の中に宝田歯科三代の歴史があります。3人の歯科医との話もね、とおっしゃいます。10年バネの見えない義歯を気に入って使っていらしたこの患者さん、今までの10年間の心地いい噛み合わせをキープしながら新しくしなくてはなりません。